占星術レッスンノート

占星術レッスンノート

ホロスコープを自分自身で読んでみましょう☆占星術をやさしくまとめたノート☆

記憶に残っている、あの日 を 時期読みしてみた

文月みつるです^^

 

萩尾望都先生の「一度きりの大泉の話」を読みました。

このお話は、萩尾望都という少女漫画家さんの自叙伝です。

幼少の頃から漫画を描くことが好きだった少女が家族の反対を受けつつ、漫画を描き続け、漫画家になるお話です。

その中で、漫画家になるための第一歩に協力してくれた漫画家の竹宮恵子先生との出会いと別れをメインに書かれています。

萩尾望都先生にとっては、思い出したくもない なかったことにしたい思い出。

周りからいろいろと詮索されることにうんざりして、また、辛い時期から年数が経ち 少しだけ客観視できるようになり、この本の出版になったようです。

 

人は、相手の気持ちは わかりません。

実際にそのような経験をしなければ、どれほど辛いのか 想像するしかありません。

私は、そんなとき 相手の人の生年月日がわかると ホロスコープチャートを確認することがあります。

「辛い」といっていても 口だけだったり、「大丈夫だよ」といっていても とても大丈夫ではないこともあります。

もちろん、ホロスコープが絶対ではないし、正しいとも言い切れないのですが、その度合いを 可視化するには なかなかいいツールだと思っています。

ホロスコープには、その人の主観が出るようです。

 

1969年にデビューされていますが、その頃は、先行きの不安や お金の心配があるものの 仕事で大抜擢されるようなチャンスもある時期でした。 仕事で認められたことは、その時限りではなく その先もずっとつながっていく転機の運なので よい時期だったと思います。

 

1970年10月に上京して 竹宮恵子先生とシェアハウスします。この時期は、ご自身の身分に執筆などが大きく影響する時期になります。

このシェアハウスは、1972年11月まで続きますが、萩尾先生にとっては、創作活動もいろいろなことにチャレンジするには、人生や仕事にプラスになる時期ということで ご苦労はあったでしょうが、将来に希望があった時期だったのでしょう。

 

やっと手に入れた自由。私は絶対に帰らない。東京で自由に仕事をしたい。
真面目にきちんと丁寧に仕事をしよう。
新人で地味系の作品を描く私が仕事をもらえるとしたら、締め切りを守って丁寧に仕事をする、これしかありません。

私はいい人たちに出会った。夢のようです。さあ、始めよう。

竹宮先生の聡明さ、公平さ、明るさなどを好きになり、尊敬し、こんないい人に出会えて私は幸福だと思いました。

 

と いうように書かれてありましたので、本当に漫画のことに集中していたのだと思います。

 

辛い出来事が起きるのは、1973年2月。竹宮恵子先生とお友だちの増山さんに呼び出され、作品のアイディアが盗作ではないか と疑われてしまいます。その後も竹宮先生から 距離を置きたいという手紙を受け取り傷つきます。

 

この時は、転機の運は、悪いものがないです。ただ、生まれ時間がわからないので 気持ちや心を表す「月」の状態を見ることができないので、もしかしたら、月のプログレスが 厳しいアスペクトをとっていたのかもしれません。これは、長いこと心に大きく傷を残す可能性があります。

 

さて、占星術では、ハーフサムという手法で環境の運をみることもできます。

この時期の人生に関わる大きな転機をみると 『絶望感 体に大きなストレスがかかる いろいろなことに対する対処能力が失われ、健康管理が上手くできない。トラブル、病気、仕事の対処能力が失われてしまう 精神的苦痛』・・・など、なんと恐ろしい言葉がならぶのでしょうか。

また、『破壊的な終わり方、大切なモノを失う可能性がある』というものもありました。環境の運が、とても厳しいですね。

その中でも 味方になってくれる人もいたはずなので グループで新しいことを始めるにはいい時期でもあります。心機一転、新しい仲間と出発することがよいようです。

 

でも、やはり、、、これは、厳しい。

ずっと、この頃のことを考えないようにしてきた というほど 深い心の傷だったのだと だれにでも想像できると思います。

 

そんな中、萩尾望都先生が、ずっと作品を描いてくださったこと、本当にありがたいです。

その頃の私は、お小遣いを一生懸命ためて 萩尾望都先生の「ポーの一族」のコミックを 買い求めていました。 でも、田舎の書店には、なかなか入らなくて すぐ売り切れ。悲しい思いをしたことも多くあります。

 

今回のこの書籍は、萩尾望都先生らしい語り口調でした。おうしサインのオーバーロードらしい 地道でコツコツ、平和主義でゆっくりと穏やかに という感じでした。

 

 

漫画家さんが、どれほど命を削って作品を仕上げているのか、それもよくわかる書籍でした。

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はてなインターネット文学賞「記憶に残っている、あの日」